十一月の半ばに、2級電気工事施工管理技士の一次試験を受験しました。

 その試験結果が先日発表され、無事合格することが出来ました。

 実は、今年の六月に同じ試験を一度受けに行ったのですが、その時は合格点まであと2点足らず、不合格。今回はリベンジでした。

 私がこの試験を受けようと思ったのは、昨年の夏に第二種電気工事士の試験に合格して、今ならまだ勉強癖が付いているので、この機会にもう一段階上の勉強をしてみようかと思ったからでした。

 しかし、本屋でテキストを見てみると、電工二種なんか問題にならないくらい、はるかに難しく、覚える範囲も広範囲。これはちょっと私にはハードルが高すぎて無理だと思い、その時はテキストを買わずに帰ってきました。

 そして、願書受付期間が近くなった休日。私はまた本屋へ赴き、再びテキストを見ました。しかし、何度見ても難しいことに変わりはありません。でも、受ける受ないは取り敢えず横に置いておき、その日テキストを購入してきました。パラパラとページを捲り、多分受けても受からない。こんなに難しいの、多分勉強してもきっと無理。そう思いつつも、それでもな…と思い直し、願書を買って申し込みをしました。完全文系の、私の挑戦がその日から始まりました。

 電工二種を受けた時と同様、一番苦手な計算問題は選択から外し、難しくても覚えることを優先的に勉強し始めました。六月に試験を受けた時、過去問題集を中心にとにかく問題を解きましたが、私は電気の基本的な事が良く分かってはおらず、少し言い回しが変わるだけで問題の正答を導き出せません。だから、その失敗を教訓に、一度最初からテキストをしっかりと読み直しました。しかし、読むだけでは簡単に頭に入ってきません。だから、ノートに書いて自分でも分かりやすいように纏めることにしました。高校時代から、ノートをまとめるのは得意だったからです。そして、試験日が近づいてきてから、過去問題集を反復解くことにしました。自分では、六月の時よりは理解できているような気がして、十一月の試験に臨みましたが、それでもやはり私には難しい問題でした。

 試験を終えて、無事合格することが出来ましたが、今回の挑戦は本当にしんどかったです。でも、挑戦してみて良かったと思っています。

また日々、仕事をしながらいろんなことに挑戦し続けたいと思います。