9月に、インドネシアにある世界でも有数の規模を誇る銅鉱山で、
大きな事故が発生し、現在も閉鎖が続いているそうです。

ニュースで見ると『遠い国で起きている出来事』のように感じますが、
その影響は少しずつ、私たちの身近な仕事にも現れています。

最近では、銅を使った電線の価格が上がってきているという話や、
資材の納期が以前よりかかるといった話を耳にするようになりました。
特に高圧ケーブルは影響を受けやすいと言われており、
電気設備・空調設備工事に携わる私たちにとっても、決して他人事ではありません。

私たちが普段扱っている電線や設備も、世界のどこかで採掘された資源が使われ、
加工され、多くの人の手を経て現場に届いています。
そうした流れを知ると、日々当たり前のように行っている業務も、
実は世界とつながっている仕事なのだと感じます。

今回の出来事をきっかけに、資材一つひとつの背景や重みを改めて考えるようになりました。
そんな背景を知ることで、日々の業務への向き合い方も少し変わりそうです。